アート事業

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アート事業について

自然農法を利用した、おいしさたっぷりの野菜の農場直売や野菜狩りを楽しめるオーガニック・アグリ事業に加え、当社の3つの事業のひとつであるアート事業について紹介します。

障がい者と芸術の接点

障がい者と芸術の関わり“地球にやさしい”をテーマに

はじめに

人間にとって、最古からある言葉より早く出来た表現方法、“絵を描く事"。
それは、誰にでも存在する能力である。
我々は、生きて行く事の忙しさに追われ、多くの物事を見落としている気がします。


私の芸術作品のテーマは、常に、生きる事の証。
生きているという実感です。
人は誰しも、自分以外の人々に認めてもらいたい。
誰か、自分を認めてくれる空間(居場所)が必要である。
その場所を求めての旅、それが人生であると思います。
私にとって芸術は、それを常に与えてくれる、また、他人に与え共感する事が出来る方法です。

2020年 東京と米国で展覧会開催予定です。
作品募集の詳細はこちらをご覧ください。

障がい者と芸術

[画像]障がい者と芸術

芸術と障がい者の繋がりを考えてみました。
芸術家は、普段本当の自分を多くの場合は表に出さない、出さないのではなく、出せないのです。
これは、精神の病を抱える障がい者の人々にも言える事です。
違いは、芸術家は、作品で本当の自分を表に出しますが、精神の病を抱える障がい者の人々は、そのスイッチを自分では選べない事です。
そして障がい者と呼ばれる人たちには、我々には想像もつかない多くの苦悩や、普段では表に出てこない一面があります。
日本のみならず、全世界において、障がい者の方々が、より多くの場所で活躍できる場を設けるためには、私は芸術がとても貴重な鍵を握っていると思っています。
そもそも表現する事の重大さを失いつつある現代社会で、感性と感性が共鳴するには、芸術が必要となるはずだからです。
絵画や音楽等の芸術には、心の癒しが存在します。

[画像]外側と内側の健康

外側と内側の健康

現代では、健康ブームにより、外側の自分自身の管理は、改善されつつあります。
だが、内側の自分はどうでしょうか。内面の自分自身は、けっして目には見えない。
これは、精神障害に悩まされる人たちにも言える事です。
見えない健康管理。野菜や食べ物は、悪くなればすぐ分かる。身体も同じです。
だが、内側(精神や心)の健康状態は、決して目には見えないのです。
芸術も同じで、芸術は、目や耳を通して、心で感じるものです。
それは、多くの人々や歴史が証明しているように、どれだけの人々が、たった一つの文章や、一節の音楽、また、たった一枚の絵に救われてきたのでしょうか。
だが、たった一人でも、自分を認識してくれる人がいてくれたら、今までの世界も同じには見えない。
障がい者の人々も、たった一人でもいい、より多くの人々が、分け隔でなく認識できる世界になれたら、どんなに貧しくても嬉しいであろう。
私が絵を制作するとき、たった一人でいい、何か飾られていなし、心と心で会話が出来ればと常々思い、筆を握っています。
障がい者だからといって目に見えない病気だからでは無く、一人一人の心として。

芸術の社会貢献性の具体化

1. 芸術を通して、精神障害に悩む方々への励まし

芸術を見て直接心にふれて頂く事です。

2. 障害を持つ作家の展覧会

画廊等での障害を持つ作家の展覧会を行う事で、世の中への繋がりを育む。
年に1~2回の展覧会という発表の場を設け、見に来て下さる一般の方々とのふれあいの場を作り、少しでも社会復帰の練習になる機会を作る事により、今までご家族の方としか接する事のなかった方でも、ご自分の作品を通して、何か他の人としゃべれる、または会話しやすいきっかけを設けることです。
実際、現代社会では、まだまだ一般人の方々の理解が薄く、障害に悩む方々は、そんな社会にどう自分が適応できるのか、また、どう適応していいのか不安を抱えているはずです。
彼らに必要なのは、こうした不安の壁を自分自身の内側から打ち壊す機会です。
それには、少しでも多くの自信をつくれる場が必要なのです。
自分の作品を気に入って頂いた方に買って頂くという事は、障がい者の方々への自信へ必ず繋がるはずだからです。

3. NY障がい者施設訪問

アメリカ(ニューヨーク近辺)での障害施設訪問、情報収集。日本では得られない海外施設情報を実際に訪問してレポートします。

4. 障がい者の方々の芸術制作

障害を持つ方々が制作経験を設ける。普段言葉では出来ない表現を、作品として制作する事により経験して頂く。

KOTA ONOUCHI (小野内 浩太)

1974年 静岡県浜松市に生まれ、その後名古屋、東京に移住
1994年 渡米、MusicInstitute Los Anglesに留学
2005年 LA Santa Monica大学教授(MasterPrinter)John Grecoに師事
2006年 Josephine press (版画工房)にて版画講師就任
2006年 Kota Fine Art Studio設立
2006年 Los Angeles Printmaking Society (版画協会)のメンバーに加わる
2011年 New Yorkに移住
2012年 New Yorkにて“ The 2nd National Exhibition of Intagli Print”に入選
2013年 第31回上野の森美術館大賞展にて入選・賞候補(版画では史上初)
その後、京都府京都文化博物館にて巡回展

アート事業:公式サイト

個展:

2011年 “In The New World” Art Gallery Yamate,Yokohama,Japan
2008年 “Journey of Discovery” FT Art Gallery,Los Angeles CA

グループ展:

2013年 “Okayama Art Fair Ⅱ” Tenmanya Gallery space,Okayama,Japan
2010年 “Art of Josephine Press” Gallery Saint Jacques,Parthenay,France
2009年 “Fundamental of Printmaking” Manchester Gallery,Manchester CA
2009年 “Small Print” Old Town Gallery,Tustin CA
2008年 “Miniature Print” Old Town Gallery,Tustin CA
2008年 “Art Exhibition at Sinai Temple” Sinai Temple Gallery,Century City
2008年 “Between East and West” Old Town Gallery,Tustin CA
2007年 “New Member Show” Old Town Gallery,Tustin CA
2006年 “Group Show” Opus Gallery,Torrance CAb

プライベート・コレクション:

Carla Danes
Leona R. Kline
Bette Sefton
Mina Soroosh
Makiko Sugiyama

セレクト・コレクション:

Vivid Navigation,Inc. Harbor City,CA
Socio Link Co ltd. Tokyo,Japan
Josephine Press. Santa Monica,CA

アート事業の活動記録

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